椅子の生地張替えに必須のタッカーは手動タイプもある
椅子の生地張替えに必須のタッカーは手動タイプもある
椅子の張替えを行う場合、生地をはがす、クッション部分を整える、再び生地を縫い付ける、という作業があります。
椅子は元となる材質が木であることが多く、生地に布を使用したとしても材質に糸で縫い付けることは大変難しいです。
そのため椅子の土台と生地をつなげるためにタッカーを使用します。
大きなホチキスのような形状をしたタッカーは、専用のコの字型をしたステープルを使用し強力に打ち込んでいきます。
ホチキスの針の先端は尖っていませんが、ステープルの先端は鋭くとがっているのが特徴です。
タッカーは形状も様々であり、さらに手動式と電動式があります。
一般的に使用されるのが手動タイプであり、自分で場所などを決めホチキスを使用する要領で打ち込んでいきます。
電動の場合は業者が使うことが多く、重さもあるため家庭で使用するにはある程度の経験が必要です。
椅子など細かい部分に打ち込む場合は軽めのタッカーを使用した方が良いので、自分でコントロールできるものを選ぶと良いでしょう。
椅子の張替えを行う際に欠かせないガンタッカー
長く使用している椅子は、座面部分の生地が擦れて劣化したり、汚れが目立ちやすくなってきます。
少しでもお気に入りの椅子を長く使用したいと考えているなら、自分で椅子の張替えに挑戦してみることをおすすめします。
経験のない方は何から始めればいいのか迷ってしまいますが、まずは張替えに欠かせない道具の準備を行うようにしましょう。
まず用意すべき道具が張替えに必要となる生地と裁ちばさみ、ドライバー、そしてガンタッカーです。
ガンタッカーは建築用のタッカーであり、薄いものから厚手のものを機材に固定できる工具で文房具のホチキスと同じように使用することができます。
手軽に使用できる安価なタッカーもありますが、椅子の座面にしっかり生地を止めたいといったケースでは、耐久性に優れたステンレス素材タイプを選びましょう。
打ち込みの強さを調整できるツマミが付いているタイプだと、用途にあわせて使い分けることができるので幅広い場面で活躍してくれます。